土木管理部門のお客様へ
当社は、基幹ある測量技術を中核として道路行政に携わってきました。
地上測量では、三次元レーザースキャナ、GNSS、トータルステーション、電子レベル等の最新の機材を組み合わせることで、基準点、水準、路線、地形、応用測量まで幅広い空間情報の把握に対応いたします。
地籍調査
地籍調査は国土調査法に基づく国土調査のひとつです。「地籍」とは、いわば「土地に関する戸籍」のことで、一筆ごとの土地について所有者、地番、地目、境界および面積を測量する調査です。地籍調査が行われた地域では、境界や面積など、土地の表示に関する登記の情報が正確なものに改められます。またその情報を基に、土地の境界を現地に復元することが可能となります。地籍調査により、境界をめぐる紛争を未然に防止できるほか、土地取引の円滑化や土地資産の保全を図ることができます。地籍調査は土地取引による経済活動全体の円滑化・活性化や防災、公共事業などを円滑に進めるためにも早期に取組むことが必要です。
当社では内閣府『都市再生プロジェクト』の一環として行われた「都市再生街区基本調査」、「東京都街区点測量業務」等をきっかけに地籍調査に携わり、都内自治体発注の地籍調査(一筆地調査および官民境界等先行調査)を中心に経験や実績を積んでまいりました。
公図（地籍調査前） 公図（地籍調査後）
道路台帳調書
当社では、道路台帳調書システム「ロードレジスター」を自社開発しました。求積図作成から面積計算、各種調書作成までを新システムで運用しています。本システムをもとに東京都道路台帳実延長調書や横浜市道路現況延長面積調書・地方交付税算定基礎調書等を作成しています。